長期優良住宅


・長期優良住宅の普及の促進に関する法律(平成20年法律第87号)2009年6月4日施行

・同上に関する法律施行規則(平成21年国土交通省令第3号)

・長期使用構造等とするための措置及び維持保全の方法の基準(平成21年国土交通省告示 第209号)

以上の内容に適合する住宅


長期優良住宅の基準の主な内容


①劣化対策(8項目)劣化対策等級3 

・外壁の軸組等の基準 ・土台の防腐/防蟻基準

・浴室/脱衣室の防水基準 ・地盤の防蟻基準

・床下の防湿/換気基準と基礎の高さ

・小屋裏換気の基準 ・点検空間の確保の基準

・基礎断熱工法の仕様

 


②耐震性 耐震等級2(耐震等級1の1.25倍

    又は耐震等級3(耐震等級1の1.5倍)の確認

・壁量算定床面積/見付面積 ・建築基準法の壁量の確保

・住宅性能表示制度の壁量計算 ・4分割法による計算

床倍率(剛床/火打ち)計算(必要床倍率と平均存在床倍率)

・耐力壁線と区画の検討  ・建築基準法の接合部確認

N値法による柱頭/柱脚の接合部の計算

・住宅性能表示制度の横架材の確認(又はスパン表による)

・基礎のスパン表による確認

・住宅性能表示制度の地盤確認

耐風等級2の確認

 


③維持管理対策等級3

(構造躯体や仕上げ材に影響を及ぼさずに)

・専用配管の点検/補修ができる

・点検/清掃ができる

 


④省エネ基準(平成28年基準等級4

外皮計算(外皮平均熱貫流率UA値/

        冷房期の平均日射熱取得率ηA値)

・結露の発生を防止する基準の確認

・断熱材の施工の確認

・開口部の断熱性能の確認


⑤居住環境

・居住環境の維持保全及び向上に配慮

・地域計画、環境計画、まちなみ等の計画、建築協定、景観協定  等の内容と調和が図られていること


⑥住戸面積

・一戸建て住宅⇒75㎡以上(1の階が40㎡以上:階段部除く)

      (二世帯の一般型誘導居住面積水準)

・共同住宅⇒55㎡以上(二世帯の都市居住型誘導居住面積水準)